WideStudio Application Builder User's Guide(Ocaml言語)

オブジェクトの生成/破棄を行うには



オブジェクトの生成を行うには

オブジェクトを新しく生成するには、メンバ関数 getNewInstance()を利用します。

  let cname = "WSCvlabel" in
  let iname = "vlabel001" in
  (* parent 新しいオブジェクトを配置させたい親オブジェクト *)
  (* 新オブジェクトを取得 *)
  let obj = _WSCbase_getNewInstance '( (make_string cname), (parent),(make_string iname) )
  in
  ignore(obj -> init ());             (* とにかく生成後は init を実行。*)
  obj -> clear ();
  obj -> setProperty ("x",100);
  obj -> setProperty ("y",100);
  obj -> setProperty ("width",100);
  obj -> setProperty ("height",100);
  obj -> setVisible (_True);          (* 設定が終了したので表示 *)

getNewInstance() で新しいオブジェクトの取得後、他のどのメンバ関数よりも前に init を呼び出して、初期化してください。

オブジェクトの破棄を行うには

オブジェクトを破棄するには、WSGFdestroyWindow 関数を利用します。

  (* 破棄 *)
  _WSGFdestroyWindow '(obj)  (* 破棄したいオブジェクト *)

obj には破棄したいオブジェクトを指定します。二度破棄したり、使用 中のオブジェクトを破棄したりすると、修復不可能なメモリエラーとなるの で注意しましょう。破棄した後は、そのオブジェクトにアクセス出来ません ので、ポインタなどでそのオブジェクトを覚えている場合など、アクセスす ることのないよう注意してください。
Document Release 3.80 for WideStudio ver 3.80, Jan 2005


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