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| WideStudio Application Builder User's Guide(Java言語) | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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オブジェクトのプロパティ値を取得/設定するにはイベントプロシージャにおいて、オブジェクトのプロパティに対してアクセ スすることができます。次のAPIを利用します。
プロパティ値の取得オブジェクトのプロパティを取得するには、WSCbase クラスのメンバ関数である getProperty() を利用します。
public class event_procedure {
protected static void event_procedure(WSCbase object){
// "x" (X座標)プロパティの値の文字列による取得
WSCvariant x = object.getProperty("x");
System.out.println("x=" + x.getCharPtr()); // 文字列の取得
// "y" (Y座標)プロパティの値の取得
WSCvariant y = object.getProperty("y");
System.out.println("y=" + y.getLong()); // long 型の値の取得
}
}
"x" の例では、文字列で値を取得し、
"y" の例では、数値型で受け取っています。関数 getProperty() は、
WSCvariant 型で値を返しますが、WSCvariant 型は、それぞれの型の
値を取り出す事ができます。
プロパティ値の設定オブジェクトのプロパティを設定するには、WSCbase クラスのメンバ関数である setProperty() を利用します。
public class event_procedure {
protected static void event_procedure(WSCbase object){
// "x" (X座標)プロパティの文字列による設定
String x="100";
object.setProperty("x",x);
// "y" (Y座標)プロパティの設定
long y=100;
object.setProperty("y",y);
}
}
"x" の例では、文字列で値を設定しています。"y" の例では、整数型で値
を設定しています。プロパティ値の描画への反映通常、イベントプロシージャの実行直後に反映されますが、変更後、プロパ ティの値を直ちに反映させたい場合、update()、draw()、redraw() を呼び 出します。ウィンドウシステムによっては、(例えば、X11 システムの場合など) 描画 を行った際、すぐにウィンドウシステムに反映されない場合があります。そ のような場合は、WSDappDev クラスの update() を呼び出してください。
public class event_procedure {
protected static void event_procedure(WSCbase object){
newwin000.obj1.setProperty("labelString","テキスト");
newwin000.obj1.update(); // 直ちにオブジェクトを更新。
Mwt.WSGIappDev().update();// ウィンドウシステムへの描画要求を反映させます。
newwin000.obj2.setProperty("labelString","テキスト");
newwin000.obj2.update(); // 直ちに描画される
Mwt.WSGIappDev().update();// ウィンドウシステムへの描画要求を反映させます。
}
}
Document Release 3.80 for WideStudio ver 3.80, Jan 2005
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