WideStudio Application Builder User's Guide

デバッグの方法

作成したモジュールをデバッガにかけてデバッグすることができます。 まず、デバッグモードでビルドします。つぎに、 [ビルド]メニューの[デバッグ]を選択します。



[デバッグの実行]

ここでは簡単に、gdb の使い方について触れてみます。 まず、run とキー入力してアプリケーションを実行します。 次に、プログラムにバグがあり、エラーが発生して停止した場合は、 where と入力してスタックトレースを参照し、 どこの関数で落ちているかを調べます。 list と入力すると、エラーの発生したソースの位置を見ることができます。

主なコマンドは次の通りです。


  • run

    実行を開始します。

  • cont

    中断した実行を再開します。

  • step/next

    中断した実行を1行ずつ実行します。

  • where

    現在の関数呼出状況を表示します。

  • print

    変数の内容を表示します。

  • list

    現在の位置のソースの内容を表示します。

  • break

    指定した箇所にブレークポイントを設けます。書式は

    break file.cpp:XXX

    break CLASS::FUNCTION()

    等です。XXX には、行数を指定します。

  • cntl-C

    実行中のプログラムを停止させます。



[デバッグをしている様子]


Document Release 3.70 for WideStudio ver 3.70, May 2004


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