WideStudio/MWT Programming Guide	WideStudio/MWT Index 目次

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メンバインスタンスにアクセスするには

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クラスイベントプロシージャ中でのメンバインスタンスにアクセス

メンバインスタンスにアクセスするには、まずそのインスタンスが、メンバ として定義される必要があります(クラスアプリケーションウィンドウ編の ［インスタンスをメンバ変数にするには］の節を参照下さい)。

次の例は、あるクラス(sample)のイベントプロシージャの例です。

sample* の base ポインタが数値入力クラスのインスタンス本体です。メン バのインスタンス(例えば、newvlab000)は、base->newvlab000 という具合 にアクセスします。

#include <sample.h>
void sample::event_procedure(WSCbase* object){
  sample* base = (sample*)object->getUserData(WS_BASE_CLASS);
  //何か処理を記述して下さい

  //メンバのインスタンスにアクセス...
  WSCvariant val = base->newvlab000->getProperty(WSNuserValue);

   ...
}

メンバのインスタンス newvlab000 に base-> でアクセスしている様子が分かります。

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メンバ関数中でのメンバインスタンスにアクセス

クラスイベントプロシージャ中でのメンバインスタンスにアクセスするには、 base-> が付きましたが、メンバ関数内 (プロパティハンドラも含みます) では、その必要はありません。

次の例は、同じくあるクラス(sample)のメンバ関数である method1()でのメ ンバインスタンスのアクセスです。

//サンプルメソッド
void sample::method1(long data){
  newvlab000->setProperty(WSNuserValue,data);
  ...
}