アプリケーションビルダで作成したプロジェクトを実行可能にするには、コンパイルし、リンクする必要があります。ビルドでは、自動的にコンパイルし、作成されたアプリケーションウィンドウ、オブジェクトのクラスライブラリ、ユーザの指定するライブラリなどをリンクして、ロードモジュールを作成します。ビルドの方法はプロジェクトを選択した状態でC/C++Projectsビューから右クリックメニューの[Build Project]か[Rebulid Project]をクリックするか、または[Project]メニューの[Build All]か[Build Project]か[Clean]を選択します。

[Projectメニューによるビルドの実行]

ビルドの種類について下記の表に示します。

ビルドの種類	詳細
Build Project	全ファイルに関して、必要なコンパイルのみを走らせます。（注意）Eclipseのプロジェクトメニューの Build Automatically のチェックを外すと有効になります。
Rebulid Project	全ファイルに関して、コンパイルを再度走らせます。（注意）Projects ビュー上のポップアップメニューに存在します。Eclipseのプロジェクトメニューの Build Automatically のチェックを外すと有効になります。
Build All	全プロジェクトに対し、必要なコンパイルのみを走らせます。
Clean	ビルドされたオブジェクトファイル、実行ファイルを削除します。
Build Automatically	必要な場合、自動的にコンパイルを実行します。 Eclipse のプロジェクトメニューに存在します。

コンパイルが始まると次のようにコンパイル情報ウィンドウが表示されます。このウィンドウはコンパイルした情報を表示します。エラーが出た場合などこの情報を確認します。また、コンパイルを中止する場合は、中止ボタンをクリックして下さい。