MWTプロシージャビューについての機能
MWTプロシージャビューとは
各種インスタンスに対し、イベントプロシージャと呼ばれる C++
言語で記述された、インスタンスの動作を補佐するためのプログラムを関連付けることを視覚的に行えるのがMWTプロシージャビューです。
▲MWTプロシージャビュー
インスタンスに設定されているイベントプロシージャの一覧を表示させたい場合は、イベントプロシージャの対象となる
インスタンスを選択します。MWTプロシージャビューが表示されていれば、選択した時点でプロシージャの一覧が表示されます。
通常、「Mwt
Development」パースペクティブを選択すると、MWTプロパティビューを含む全てのMWTに関するビューは表示されますが、ビューを閉じてし
まった場合等、個別にMWTイベントプロシージャビューを表示する場合は、Eclipseの[Window]メニューの[Show
View]→[Mwt
Procedures]を選択します。
▲プロシージャ一覧の表示の様子
イベントプロシージャを新規に作成する場合、イベントプロシージャの対象となるインスタンスを選択し、MWTプロシージャビュー上での右クリッ クメニューの[New]を選択するか、MWTプロシージャビューの[Add procedure]アイコンを押下します。
▲メニューによる新規イベントプロシージャの作成
表示されたプロシージャ編集ウィンドウに対して、プロシージャ名称、起動トリガ、起動関数名を指定します。通常、新規プロシージャ作成時にはひな型
の関数が自動生成されますが、改めて生成したい場
合は、[Template]ボタンをクリックしてください。
設定項目 |
設定概要 |
プロシージャ名称 | イベントプロシージャの識別名称を指定します。漢字仮名交じり文字列も 指定できます。実際に行われる処理の内容に応じて自由に付けることができます。 |
起動トリガ | イベントプロシージャの起動トリガを指定します。 |
起動関数名 | C++ 関数名を指定します。この関数名は、実際のC++ のシンボルとしてコンパイルされますので、C++ の文法に沿った名称を指定しなければなりません。 |
▲プロシージャ設定ウィンドウ
イベントプロシージャの起動するトリガーなどを再設定する場合など、下線部のように編集したいイベントプロシージャをクリックして選択状態にし、
MWTプロシージャビュー上で右クリックメニューの[Properties]を選択するか、MWTプロシージャビューアイコン[Properties]を
クリックします。イベントプロシージャの新規作成と同じ画面がでてきますので、変更箇所を入力し、[OK]ボタンをクリックします。
▲メニューによるイベントプロシージャの設定ダイアログの表示
▲アイコンによるイベントプロシージャの設定ダイアログの表示
不要になったイベントプロシージャを削除する場合は、下線部のように削除したいものをクリックして選択状態にし、MWTプロシージャビュー上で右ク リックメニューの[Delete Procedure]を選択するか、MWTプロシージャビューアイコン[Delete Procedure]をクリックします。すると削除確認ダイアログが表示されるので問題なければ[OK]ボタンをクリックします。
▲メニュー選択によるイベントプロシージャの削除
▲アイコンによるイベントプロシージャの削除
通常、イベントプロシージャを新規作成した場合、自動的に雛形のソースコードファイルが作成されますが、関数名を変更した場合、再度雛形のソース コードファイルを生成した場合は、起動関数名を指定してから[Template]ボタンをクリックします。
▲関数のひな型作成
イベントプロシージャに設定された関数を編集するには、イベントプロシージャを選択状態にし、ダブルクリックするか、またはMWTプロシージャ ビュー上で右クリックメニューの[Edit procedure]を選択するか、またはMWTプロシージャビューのアイコン[Edit procedure]をクリックします。するとアプリケーションビルダ上のテキストエディタが起動され、編集状態になります。
▲メニューによる関数の編集
▲アイコンによる関数の編集
Copyright 2005 FUJITSU LIMITED | Last modified: Aug 11, 2005 |