アプリケーション「hello」のビルド

ここまでの作業でアプリケーション「hello」に実行ファイルの作成に必要な作業はすべて完了しています。あとは、Eclipse の「Project」メニューの「Build All」を選択し、実行ファイルを生成します。

手順1:  アプリケーションのビルド

Eclipse の「Project」メニューの「Build All」を選択するか、再度ビルドする場合は、Eclipse の「Project」メニューの「Clean...」を選択します。

アプリケーションのビルド
▲アプリケーションのビルドの様子

  エラーが出なければ、アプリケーションの実行ファイルの生成作業は完了です。Consoleビューにエラーが出力された場合、そのエラーの内容に従って、 問題箇所を修正します。

アプリケーション「hello」の実行

Eclipse の「Run」メニューによるアプリケーションの実行と Projects View からの起動の方法があります。まず、Eclipse の「Run」メニューでの実行方法を手順を追って説明します。

手順1:  アプリケーションの実行ダイアログの表示

Eclipse の「Run」メニューの「Run...」を選択し実行ダイアログを表示し、表示された実行ダイアログにおいて、 「C/C++ Local Application」を選択し、「New」ボタンをクリックします。

実行ダイアログ
▲実行ダイアログの様子


手順2:  実行ファイルの選択

作成されたアプリケーションの実行ファイルを選択します。(図の例はLinux版です。Windows版の場合は Hello.exe を選択してください。)

実行ダイアログ
▲実行する実行ファイルの設定の様子

(注意)初回の起動時はデバッグ実行する場合のデバッガの設定が必要です。「Debugger」タブをクリックし、「GDB Debugger」を選択しておきます。
デバッガの選択
▲デバッガの指定とアプリケーションの実行の様子

設定が完了した後、「Run」をクリックし、アプリケーションを実行します。

Hello アプリケーション
▲起動された Hello アプリケーションの様子


Copyright 2005 FUJITSU LIMITED Last modified: Aug 11, 2005